大阪で殺人事件、乳児死亡-住吉区苅田

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速報情報 – 随時更新

・母親の韓国籍の女、金永順容疑者(37)を殺人容疑で逮捕
・金永順容疑者(37)は容疑を否認している
・「子供に手を出したことは、軽く叩いたことも、一切ない。全部まちがっている」と供述

【母親を殺人罪で逮捕】
江口順の画像2014年2月5日、大阪市生野区に住む、岸本陸ちゃんの母親で無職・江口順こと、金永順容疑者(37)が殺人容疑で逮捕されました。

江口順=えぐち じゅん
金永順=キム・ヨンスン

金永順容疑者は2013年8月、当時暮らしていた大阪市住吉区のマンションで、4男の岸本陸ちゃんの頭部に打撃を加え、殺害した疑いが持たれています。

金永順容疑者は警察の取調べに対し「手を出したことは一切ない」などと容疑を否認しているということです。

事件の概要

8月24日の午後11時ころ、大阪府大阪市住吉区苅田のマンションで「子供が息をしていない」と母親(37)から119番通報がありました。

救急隊員が駆けつけたところ生後4ヶ月の男児が布団の上に仰向けで倒れており、心肺停止状態で病院に搬送、翌25日未明に死亡が確認されました。

大阪府警の司法解剖の結果、頭蓋骨は折れていたといい、死因は頭部を強打したことによる外傷性くも膜下出血だといいます。死亡推定時刻は24日午後10時半ころ。

死亡したのは、このマンションの一室に住む岸本陸(きしもと りく)ちゃんで、母親と4歳の姉の3人暮らしでした。

母親は通報をする直前まで外出していたといい、「帰宅したら子供が冷たくなっていた」と話しているそうです。府警捜査1課は殺人事件とみて、死亡の経緯なども含めて慎重に捜査しています。

事件の流れ

・24日午後10時20分ころ、母親は自宅に鍵をかけて1人で外出。
・同日午後10時30分ころ、岸本陸ちゃんの死亡推定時刻。
・同日午後10時50分ころ、母親が帰宅。
・同日午後11時ころ、母親が119番通報。
・8月25日未明、搬送先の病院で岸本陸ちゃんの死亡を確認。

捜査で判明していること、謎な点

・部屋に荒らされた形跡は無い。
・岸本陸ちゃんの着衣に乱れは無い。
・頭部以外に外傷はみられない。
・事件当時、部屋は鍵がかけられていた。
・母親は10時20分に外出、岸本陸ちゃんの死亡推定時刻は10時30分。この10分間に何が?

岸本陸ちゃんの母親やマンション住人の話

母親(37)
「寝ているのを確かめて外出した」
「自宅を施錠して外出した時、岸本陸ちゃんは寝ており、姉も同じ部屋にいた」
「約30分間外出し、帰宅したら意識がなかった」
「寝室の電気をつけたら、布団で寝ていた長女の横で岸本陸ちゃんが目を開けてあお向けで寝ていて、触ったら冷たくなっていた」

マンションの住人
「ドアを開けたら上から女の人が降りてきて、赤ちゃんを抱えたまんまで見た瞬間に死んでいるなと思った」
「(母親に)『子供が息していないんです』と言われ、パッと見たら、あかんわ、と思って。お母さんはずっと『うーうー』と言って下りて行きました」
「上から女の人が降りてきて、赤ちゃんを抱えたまんまで、『息してないんです』って」
「(母親は)『子供が息していないんです』ってうなってたんですけど、下に降りて、救急隊員の人が急いで連れて行ったんですよ」

マンション内で不審な物音

マンションの住人
「1ヶ月ぐらい前から”ドンドン”という音が夜中にするようになって、その当日の日(岸本陸ちゃんが亡くなった日)も”ドンドン”っていっとって、普通に『またや』と思っていたら、その2時間後に救急車が止まった」
「(岸本陸ちゃんを)タオルでくるんで下りてきて、(私の)娘らに渡そうとした。『息していないんです』と」

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