広島でひき逃げ事件、男性逮捕-女性2人死亡

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速報情報 – 随時更新

・2/21速報-広島地検が三浦大典容疑者を心神喪失を理由に不起訴処分
・11/15速報-広島地検は三浦大典容疑者の精神鑑定のために鑑定留置を広島簡易裁判所に請求し、広島簡裁はこれを認めた。期限は2014年2月17日まで。
・11/5速報-血液検査の結果、アルコールや薬物反応は無かった
・10/30速報-取調室の椅子や壁を蹴るなど全く話にならない
・10/30速報-取調べ中に突然立ち上がったり意味不明なことを喋るなど不可解な行動
・10/30速報-三浦大典容疑者は昨夜、留置場で暴れていた

【三浦大典容疑者を不起訴】
広島地検は2月21日、自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕していた三浦大典容疑者について、意図的に2人の被害者を車ではねたとして、罪名を殺人と殺人未遂に変更しましたが、心神喪失として不起訴処分にしました。

11月半ばより精神鑑定を行なっており、その結果、刑事責任は問えないと判断したということです。

広島地裁は同日、この決定を受け、三浦大典容疑者の鑑定入院を命じました。

参考リンク(鑑定入院について):e-らぽ~る|精神科医療制度・法律|心神喪失者等医療観察法について(PAGE 2)

事件の詳細【広島ひき逃げ事件】

三浦大典の画像10月29日の午前9時45分ころ、広島市佐伯区美の里1の市道で、歩行者の2人の中年女性が乗用車にひかれる事故(ひき逃げ事件)が起きました。

女性らをはねた乗用車はそのまま逃走しましたが、80メートルほど先にあった道路脇の信号機の柱に衝突して大破し、その場で停止。

この車を運転していたのは、現場付近に住む広島修道大学4年生、三浦大典容疑者(24)で、信号機に衝突した後に車を捨て現場から一時逃走していました。

しかし、しばらくすると三浦大典容疑者は乗り捨てた車の付近に戻ってきて、「最高!」と叫び、宙返りをして川に飛び込みさらに逃走。

三浦大典容疑者は200mほど上流に逃げたところで、暴れまわり抵抗したものの、駆けつけた広島県警佐伯署員ら6人により取り押さえられました。

署員はそのまま、三浦大典容疑者を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)などの疑いで現行犯逮捕したといいます。
→自動車運転過失致死の容疑に切り替えて捜査中。

ひかれた2人の女性は廿日市市佐方に住む親子で、無職の中尾ヨウ子さん(69)と、中尾さんの次女(43)。並んで歩いていたところを正面からはねられたとみられています。

中尾ヨウ子さんは頭を強く打ち即死、次女も病院で治療を受けていますが、10/29 17:20現在、心肺停止状態。午前中からずっと心肺停止状態で、助かる見込みは薄い状況です。

三浦大典容疑者の車からは助手席の足元とトランクから合計2本の酒瓶が見つかっており、アルコールや薬物などの影響がなかったかどうか、慎重に調べを進めています。

三浦容疑者の不可解な行動

三浦大典の画像三浦大典容疑者は事故後、女性らを救護することなく、すぐに現場から去りました。それからしばらくすると現場に戻ってきましたが、その時には既に警察官が通報により駆けつけていました。

戻ってきた三浦大典容疑者に対して警察官が職務質問をしようとしましたが、そこでなんと三浦大典容疑者は、警察官に向けて「最高!」と叫び、ガードレールから川に向って前宙返りをして飛び込み、逃げたというのです。

三浦大典容疑者の友人によると、今年の3月に大学を卒業できず留年し、そのあたりから連絡が取れなくなっていきました。

同時期から大学にも通わなくなったそうですが、今もなお在籍はしています。

逮捕された後は留置場で勾留されていますが、逮捕当日の10月29日の夜(留置場初日の夜)、三浦大典容疑者は留置場内で暴れたといいます。

さらに、尿検査をかたくなに拒否したといい、病院で強制的に採血が行なわれ、現在薬物などの反応を調べているといいます。

また、警察による取り調べの際に、突然立ち上がる・椅子や壁を蹴る・意味不明なことを喋るなど、不可解な行動を繰り返しているといいます。

【三浦大典容疑者の不可解な言動】
NEW!・取調べ中に椅子や壁を蹴る
NEW!・尿検査を拒否
・捜査員の質問に対し意味不明なことを喋る
・取り調べの際に突然立ち上がる
・留置場の中で暴れる
・前宙返りをして川に飛び込む
・事故後、警察に対し「最高!」と叫ぶ

三浦大典容疑者の詳細情報

三浦大典の写真【氏名】三浦大典
【住所】不詳
【年齢】24歳
【学校】広島修道大学法学部4年生
【将来の夢】パイロット、政治家

経歴
期間 内容
2009/4 広島修道大学へ入学
2010/8 広島市議会議員のところでインターンシップを経験
2013/3 広島修道大学を卒業できず、留年
2013/4~ 知人が、三浦大典容疑者と連絡が取れなくなる
2013/10/29
AM9:45、広島市佐伯区美の里でひき逃げ事件を犯す
自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)で逮捕
PM11:00、留置場内で暴れる
2013/10/30
病院で採血し、薬物反応などを調べている
→結果、検出されず
取り調べに対し突然立ち上がる・意味不明なことを喋る
2013/10/31 午前、身柄を広島地検に送検
2013/11/14 三浦大典容疑者の鑑定留置が決定
2014/2/21 広島地検が不起訴処分とし、広島地裁が鑑定入院を命じる

罪名と法定刑

自動車運転過失致死傷
 7年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金
救護措置義務違反(ひき逃げ)
 10年以下の懲役または100万円以下の罰金
免許証不携帯
 3,000円の反則金
危険運転致死傷(※血液からアルコールや薬物が検出された場合)
 1年以上20年以下の懲役

無差別か?

広島ひき逃げ
三浦大典容疑者は、女性をひいておいて「最高!」などと叫んで逃走するという、徹底した鬼畜っぷりです。

精神患者または異常者でほぼ間違いないでしょうが、事故を起こした衝撃でパニック状態になったという可能性もほんの少しはあるかもしれません。

しかし、「車が変な走り方をしていた」というような証言もあり、現時点で判明している情報だけを考慮すると無差別で故意に人をはねた可能性が高そうです。

三浦大典は警察での取り調べに対し黙秘をしているそうですが、早く事件が解明されることを祈ります。

目撃者などの証言

■事故直後、警察に通報した男性
「ブレーキの音は聞こえなかったと思いますけどね。女性の甲高い声が聞こえたので、これはちょっとタダ事じゃないな、という感じだったんで。それでもうピクリとも動かない状態で、両方(2人)とも僕の見た目には、もうほとんど、反応が全然ない感じで。そこに信号がありますよね。信号に斜めにぶつかったという感じですかね。左フロントがかなり傷んでたんで。まぁ、電柱にぶつかった衝撃か、人をはねた衝撃でアレしたのかは分からないですけど」

■三浦大典容疑者を知る人
「活発で、好青年。真面目だし純粋だったですね。パイロットになりたいということは言ってましたね。航空自衛隊ですかね。頑張りたいということは言っていましたけれども。あまり成績が良くないのは知っていましたので、それで悩んでいたんでしょう。電話もつながらなくなっていたんですね。(たまに)近況を聞くようにしてるんですけどね、電話をしてもつながらなかったですね」

■目撃者の人たち
「凄い大きい音がして、と同時に、悲鳴が聞こえたので、はねられたのかな、とは思いました」

「車が変な走り方をしていて『ドン!』という大きな音がして電柱にぶつかった」

「こっち(川)側に渡って、ずーっとこっち側の方をダーッと走って逃げた。で、あっちの橋の手前で捕まりました」

「この辺ですれ違いました。それで私は、この辺まで行って、『パン』と音がして、振り返ったら、女の人が飛んできて」

「そこの階段の辺りから男の人がガードレールを乗り越えてきたんです。突然上がってくること自体がビックリして」

■被害者を知る人
「(ご主人含め)家族3人は仲がいい。ワンちゃん連れていつも散歩してる」

「(ご主人が)何で一緒に散歩に行かなかったんだろうって言ってたからね。夕べは犬を抱いて寝たって。可哀想で」

現場付近の地図


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