高岡市野村で浜谷輝夫さん殺人事件-富山
■ 最終更新■
・犯人は未だ逃走中(2014/1/25時点)
・「怪しい黒い車を見た」という目撃証言が複数寄せられる
・濱谷輝夫さんは、車から降りた直後に襲われた
→待ちぶせされていた可能性が高い
・顔を中心に20ヶ所以上を切りつけられていた
・死因は出血性ショック
事件の詳細
12月10日夜、富山県高岡市野村の住宅前で会社役員が殺害される事件がありました。
死亡したのは、この住宅に住むアルミ製造会社役員・浜谷輝夫さん(52)。
浜谷輝夫=はまたに てるお
富山県警高岡署によると10日の午後8時55分ころ、浜谷輝夫さんが顔などから血を流して倒れているところを妻が発見し通報。
浜谷輝夫さんはその後病院へ緊急搬送されましたが、およそ40分後に搬送先の病院で死亡が確認されました。
浜谷輝夫さんの顔や左右の手のひらには切り傷があり、また両肩付近には刺し傷もあったということです。
現場では、事件直前に妻や近所の住民などが「オラ」などと男が大声で争っているような声を聞いており、背が高く黒っぽい服を着た男が走って逃げている姿も目撃されています。
目撃された男は、フェンスを乗り越えて隣接する小学校の方向へ走っていったということです。
浜谷輝夫さんは妻と2人暮らしで、今年7月には数十万円の現金と貴金属類が盗まれる空き巣被害にも遭っていました。
浜谷輝夫さんは帰宅直後を襲われたとみられ、高岡署捜査本部は殺人事件と断定し、当時の状況を詳しく調べるとともに犯人の行方を追っています。
12/11 AM11:54追記
当初、一部メディアでは浜谷輝夫さんと表記しておりましたが、正しくは濱谷輝夫さんだということが分かりました。
警察によると、濱谷輝夫さんの遺体には、首の付け根の左右両側と頭に、複数の刺し傷があったということです。発見当初、顔は血まみれで、ひと目見ただけでは性別すら判別できないほどだったといいます。
また、財布など含め濱谷輝夫さんの持ち物が一切持ち去られていないことから、警察は怨恨による犯行の可能性も視野に捜査を進めています。
濱谷輝夫さんは富山県内にある大手天文サークルの会長を務めており、母校である高校にも天文台を寄贈するなど、天文に対する熱心な愛好家でした。
犯行時間帯には、濱谷輝夫さんの自宅近くにある野村小学校で、侵入者警報装置が作動していたことが分かっています。
殺人事件現場付近の地図