尼崎市武庫之荘の路上で強盗致傷-通り魔か
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・犯人は未だ特定されず
強盗致傷事件の詳細
兵庫県尼崎市武庫之荘5丁目の路上で1月27日午後11時5分ころ、専門学校生の女性(20)が男に数十回にわたり殴られ重傷を負い、リュックサックを奪われそうになる強盗致傷事件がありました。
女性の悲鳴を聞いた住民が110番通報したことで事件が発覚。
警察の発表によると、女性が自転車に乗って自宅に帰宅していたところ、正面から自転車に乗って走ってきた男にすれ違いざまに胸を殴られ転倒。
男は続けざまに、倒れた女性の頭部や腹部など、素手で十数回にわたり殴ってきたといいます。女性はこの暴行により、右の鎖骨を折るなどの重傷を負いました。
男は女性に暴行を加えたあと、女性の自転車の後ろにある荷台にあったリュックサックを奪おうとしましたが、女性が大声で悲鳴を上げると、そのまま何も取らずに自転車に乗って逃げたということです。
襲われた女性によると、男は年齢20代くらい、身長170cmくらいの中肉、細めの目、灰色のフード付きパーカーを着用し、パーカーのフードを頭からかぶっていたということです。
女性は「不審な男から後をつけられているのを感じた。男を避けるようにして帰宅していたら、正面から来てすれ違いざまに襲われた」などと話しています。
女性によると、犯人の男は顔見知りではないということで、狙いを絞って女性の後をつけていた可能性はあるものの、無差別に襲った通り魔事件の可能性が高いとみられています。
兵庫県警尼崎北署は強盗致傷事件として、女性から詳しく話を聞くとともに、防犯カメラの解析をするなど男の行方を追っています。
強盗致傷罪の法定刑
強盗致傷罪…無期または6年以上の懲役
事件現場付近(兵庫県尼崎市武庫之荘5丁目)の地図